夏のセールをしなかった3つの理由

令和元年、夏。

夏のセールは、やらない。
やらなかった。

問い合わせもあった。
期待する声もあった。

でも、やらない。
やらなかった。

なぜって?


ねぇ、聞いて。

得るもののない戦いに
挑む必要が、どこにあるというの?


ねぇ、聞いて。

失うものがあまりに多い時間を
私たちが、あえて過ごす意義は?


ねぇ、聞いて。

私たちは何故生まれ、
如何に生きていくべきなの?


絶え間なく起こる民族紛争。

なぜ人は傷つき
傷つけあうのだろう。

冷やし中華も、やらない。
やらなかった。

服屋だし。


さて、
何故セールをやらなかったのか。

実際、セールをやった場合どうなるのか、
箇条書きにしてみた。

1. 儲からない
2. つらい
3. 悲しい


一体、どこに
セールをやる理由が?

もしかしたら、やらない、というより
できない、という表現の方が
正しいのかもしれない。


ひとつひとつ、詳しく見ていこう。


1. 儲からない

たんぽぽハウスは普段から
古着を激安価格で販売している。

¥105から、
高くても¥1050円で
店内のほとんどの服が購入できる。

ご存知の通り、
消費税8%の世の中においても、
消費税5%の時の価格を維持している。

つまり、
普段から安いうえに
常に割引をしている状態なのだ。


おい!!!!
ここから更に引いたら!!!!
もう儲かんねえだろ!!!!


たんぽぽハウスがセールをやるとしたら、
恐らく全品半額セールになる。


おい!!!!
¥52の服を!!!!
何枚売れば!!!!
家賃払えるんだよ!!!!


とにかくセールは儲からない。


2. つらい

激安価格で販売するたんぽぽハウスは、
普段から大量の服が売れる。

多い日は1店舗で
1日に1000着以上服が売れる。

店頭在庫をキープし続ける
店舗スタッフの作業量は
かなりのものだ。

そしてセールの時は、
販売量がさらに倍増する。

2018年、最も売れたお店は、
1日で2500着の服を売った。


バターになっちゃう。


レジ1台だから。
しかもレジ手打ちで
お釣りも手渡しだから。


ねえ、バターになっちゃうよ。


スタッフ3人くらいでやってるから。
服数えて。
畳んで。
袋入れてるから。


つらいよ。


実際、セール後
いくつかの店舗の床が
バターの油で滑りやすくなっているという
報告を受けた。


3. 悲しい

セール中も大変なのだが、
本当の悲劇は、セールの後だ。

¥52で販売された服。
それでも、売れ残る服がある。

※参考ブログ記事
セールが終わって(2018.8.14)

デザインされ。
企画会議に通り。
様々な人の手を介して
産み出された服。

新品で買われ。
必要なくなり売られ。
激安価格で店頭に並べられ。

挙句に、半額にされ。
それでも、売れ残る。

存在価値を極限まで否定された服たちと、
セール後、それらと過ごすことを
余儀なくされる店舗スタッフ。


悲しみの時間。

悲しみの日々。


セールの後、
しばらくの期間、
笑顔を失ったスタッフは少なくない。

傷跡は残り。
1年経った今なお、
その笑顔の全てを取り戻せてはいない。


悲しい。


それでも?
それでもなお?


セールを?
セールをしろとおっしゃるの?


あっははは。
笑っちゃう。

できるわけないじゃない。


できるわけ・・・、
ない・・・、じゃない・・・・

・・・セールなんか。




帰って。





もう帰ってよ!!




秋物の服そろそろ出してますので、
よろしくお願いしますね。



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2019年08月19日